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アドラー心理学 勇気づけ

アドラー1


アドラー心理学パート2です。今回は、アドラー心理学の要「勇気づけ」をご紹介したいと思います。

勇気づけとは、一言でいうと「困難を克服する活力を(自分から相手に、自分から自分に)与える、鼓舞すること」です。これが生活レベルでできるようになると、あなたの悩みが減り、人間関係もより豊かになっていきます。私もこの勇気づけにおいては、できないながらもなんとかできるように実践中です。

 

勇気の3つのポイントと勇気くじき

ここで勇気という言葉の意味と勇気がもたらす効果を確認しておきます。

<意味>

ゆうき  いさましい意気。困難や危険を恐れない心。(goo国語辞書)

<効果>

1、勇気は「リスクを引き受ける能力」です。ここを超えればもっと成長できるという、人生のリスクに直面した時、勇気のある人は思い切ってチャレンジすることができます

2、勇気は「困難を克服する努力」ともいえます。勇気のある人は「困難は克服できない障害ではなく、それに立ち向かい、克服できるものなのだ」という意識を持っていることで、困難を味方につけることができます。

3、勇気は「協力できる能力の一部」でもあります。ひとりよがりや競争心いっぱいで行動することではありません。勇気のある人は、目標に向けてメンバーの力を合わせる能力、自ら貢献する能力を持ち合わせています。 

(岩井俊憲著「アドラー心理学入門」34p) 

 ということで、勇気が人生を切り開く、または対人関係を良くするために必要なものであるという事がわかります。

勇気くじき

それと同時にもうひとつ知っておかなければならないことがあります。それは勇気くじきです。勇気くじきとは言葉そのままの意味で、勇気をくじく人や言動の事を指します。以下勇気づけ群と勇気くじき群とわけて、イメージで意味を捉えていただければと思います。

 

勇気づけ、勇気くじきの例
勇気づけ 勇気くじき
尊敬と信頼で動機づける
楽観的(プラス思考)
目的志向
大局を見る
加点主義
良い出し( ダメ出しの反対)をする
プロセスを重視する
人格を重視する
周囲との協力を重視
聴き上手
失敗を受容できる
恐怖で動機づける
悲観的(マイナス思考)
原因志向
細部にこだわる
減点主義
ダメ出しをする
結果を重視する
人格を軽視する
人との競争を重視
聴き下手
失敗を非難する

 ((岩井俊憲著「アドラー心理学入門」37p)

いかがでしょうか?勇気くじきは人の粗探しをしてそこを叩いたりなどして、自分の優位性を誇張している傾向があります。

それに対し、勇気づけは相手を擁護し受け入れる、相手と同じ目線(横目線)姿勢がみえます。

この「受け入れる、横目線」というのが、とても重要です。

 

横目線になれたら相手を自然と受け入れられる

人を育てる時、人を叱る時、そりゃぁ「強くなってもらいたい」という思いからダメ出しや失敗を非難することもあるでしょう。私も仕事でミスをした時に「そんなんじゃおまえはダメだ!何とかしろ!方法?自分で考えろ!」と言われたことがあります。

それを言われて思ったのが、「こいつ口だけだな」ということ。(もちろん私に十分な非があったのですが、当時はこう思っていました)

もし上司の方が私を受け入れてくださっていたら、また違う結果があったのかもしれません。

また、相手を受け入れるといっても、よくわからないよという人もいらっしゃると思います。そんな時は、相手の立場と同じ目線に立つことです。決して上から目線にならないように気を付けてください。

 

勇気づけは、相手を受け入れ、次の行動へ踏み出せるような言葉をかけてあげる行為なのです。